こんなときは<MPX-90S/95/90>
電源ランプが点滅している
確認事項 |
対処/手順 |
ヘッドの高さを決まった位置で固定している状態で電源をオンにしていませんか? |
ヘッドの高さを決まった位置で固定している状態で電源をオンにすると、初期動作完了直後に電源ランプが点滅します。
手順 |
ヘッドキャップを使用しない場合、ヘッドの位置は材料の表面高さに合わせて調整されていますか? | 電源をオフにしてください。印刷中の場合は印刷を中止してください。 ヘッドキャップを使用しないで印刷する場合、ヘッドの位置が材料の表面高さより低く固定されていると、ヘッドの先端が材料表面に衝突して電源ランプが点滅します。ヘッドの位置を材料の表面高さに合わせて、ノブでしっかりと固定してください。 |
電源オン時にヘッドを手で持ち上げたりしていませんか? | 電源をオフにしてください。 ヘッドを最も上になるまで持ち上げると、材料の表面高さが印刷できる条件に合っていないと本機が認識して電源ランプが点滅します。取扱説明書にしたがって本機を取り扱ってください。 |
印刷面の高さ変位が大きすぎませんか? | 印刷を中止してください。 印刷面の高さ変位が大きすぎると電源ランプが点滅します。印刷できる材料の条件を見直して材料を選択し直してください。 |
付属のテーブル / センターバイス / ペン用クランプを使わずに材料をセットしていませんか? | 電源をオフにしてください。印刷中の場合は印刷を中止してください。 付属のテーブル、センターバイス、またはペン用クランプを使用せずに表面高さの低い材料をセットすると、材料の表面高さが印刷できる条件に合っていないと本機が認識して、電源ランプが点滅します。必ず付属のテーブル(またはセンターバイス)を使って材料をセットしてください。 |
ノブが緩んでいませんか? | 印刷を中止してください。 ヘッドキャップを使用しない場合、印刷中にノブが緩むとヘッドの位置が材料の表面高さと合わなくなるため、電源ランプが点滅します。ヘッドの位置を決めるときは、ノブをしっかり締めてください。 |
初期動作エラーが発生していませんか? | ヘッドのストッパーを緩めてから、電源 / 移動ボタンを押してください。エラーが解除されて電源ランプが点灯に変わります。 |
印刷データを送っても本機が動かない
確認事項 |
対処/手順 |
電源はオンになっていますか? | 電源/移動ボタンのランプが点灯しているか確認してください。ランプが消灯している場合は、電源をオンにします。 |
電源コードは正しく接続されていますか? | 正しく接続されていなかった場合は、以下を参照して電源コードを正しく接続してください。 |
コンピューターとの接続ケーブルは正しく接続されていますか? | 接続ケーブルが抜けていないか確認してください。 |
思った場所に印刷できない
確認事項 |
対処/手順 |
材料のセット位置は正しいですか? | 材料のセット位置がずれていると、正しい位置に印刷できません。材料をセットし直してください。 |
本機の原点位置がずれていませんか? | テーブルの目盛りの中心が本機の原点位置と一致していないことが考えられます。本機の原点位置は、テーブルの目盛り中心にしてください。原点位置を確認するには、補正用データを印刷します。原点位置がずれていた場合は、原点位置を調整してくだ さい。 |
打刻はするが、印刷できていない
確認事項 |
対処/手順 |
印刷対象の材料が「印刷できる材料の条件」に適合していますか? | 印刷可能な材料をご用意ください。 |
ヘッドキャップを使用しない場合、ヘッドの位置は材料の表面高さと合っています か? |
ヘッドキャップを使用しない場合、ヘッドの位置と材料の表面高さが合っているかを確認してください。ヘッドの位置が合っていないと印刷できません。ヘッドの位置を合わせてノブをしっかり締めてください。 |
打刻ピンが折れていませんか? | ヘッドの位置などを見直しても何も印刷されないときは、打刻ピンが折れている可能性があります。ヘッドキャップを外してヘッドの先端を確認してください。打刻ピンが折れている場合は、新しいヘッドと交換してください。 |
印刷結果が汚い
確認事項 |
対処/手順 |
ドライバの設定画面の材料設定は正しいですか? | セットした材料の材質を選んでください。 材質は同じでも、鋳造方法・不純物の成分・メッキの有無などによって印刷面の硬さが大きく変わります。そのときは材料にあった打刻の強さを微調整してください。 |
画像がはっきり印刷されていますか? | 画像がはっきりしないときは、明るさを調整します。プレビュー画面の[ガンマ]または[明るさ]の値を変更して、少しずつ明るくしながら印刷してください。このとき、材料を取り付けたまま同じ場所に重ねうちします。設定を変えて、目的の濃さになるまで印刷を続けてください。 |
中間色がはっきり印刷されていますか? | 中間色がはっきりしないときは、METAZA ドライバーの[画像補正]タブの[詳細設定]で打刻の強さを調整してください。 [Impact-MAX]の数値を変えずに、[Impact-MIN]の数値を少しずつ大きくしながら印刷します。このとき、材料を取り付けたまま同じ場所に重ねうちします。METAZA ドライバーの設定画面の設定を変えて、目的の濃さになるまで印刷を続けます。 |
重ね打ちについて | 重ねうちをして決めた各種の設定値は、同じ条件で重ねうちをしたときのみ有効です。重ねうちをせずに、条件だけを合わせて新規の材料に印刷しても同じ結果は得られません。 |
打刻ピンは消耗していませんか? | 打刻ピンが消耗していると、きれいに印刷できないことがあります。打刻ピンの状態を確認してください。打刻ピンが消耗していたら、新しいヘッドと交換してください。 |
印刷にむらがある
確認事項 |
対処/手順 |
印刷面に微少な凹凸がありませんか? | ヘッドキャップを装着していない場合は、ヘッドキャップを装着して印刷してください。ヘッドキャップを装着して印刷すると 傷がついてしまうような材料の場合は、印刷面の平らな材料に取り換えてください。 |
印刷面が斜めになっていませんか? | ヘッドキャップを装着していない場合は、ヘッドキャップを装着して印刷してください。ヘッドキャップを装着して印刷すると傷がついてしまうような材料の場合は、印刷面の平らな材料に取り換えてください。 |
濃さにむらがありませんか? | 材料を取り付けたまま同じ場所に重ねうちすると、画質が良くなる可能性があります。プレビュー画面の[ガンマ]、[明るさ]、[コントラスト]の設定を変えて、重ねうちしてみてください。 |
双方向印字をしていませんか? | 双方向印字では印刷時間を短縮できますが、画質が低下する場合があります。その場合は、METAZA ドライバーの設定画面の[双方向印字]をオフにして印刷をやり直してください。 |
打刻ピンは消耗していませんか? | 打刻ピンが消耗していると、きれいに印刷できないことがあります。打刻ピンの状態を確認してください。打刻ピンが消耗していたら、新しいヘッドと交換してください。 |
いつも同じ部分の印刷が薄くなる
確認事項 |
対処/手順 |
印刷面の高さ変位が大きすぎませんか? | ヘッドキャップを使用して印刷しているにもかかわらず、いつも同じ部分の印刷が薄くなる場合は、印刷面の高さ変位が大きすぎる可能性があります。本機で印刷できる材料の条件を見直して、材料を選択し直してください。また、本機では曲面への印刷における写真データの画質は保証していません。 |
本機の傾きを調整していますか? | 「テーブルの右手前付近の画像が薄くなることが多い」といった場合、本機が傾きのある場所に設置されている可能性があります。本機の傾きを調整すると画質が改善するかもしれません。 材料や画像ごとにむらのできる場所が異なるなど、印刷場所と関連性のない画像むらについては効果がありませんのでご注意ください。なお、ヘッドキャップを使用できる場合は、ヘッドキャップの使用をおすすめします。 |